営業

SE職から営業職へ 私がSE職を辞めたくなった2つの理由

こんばんは。ぽんずです。

2018年9月から営業職に部署異動することになりました。

まだまだ2週間程度で慣れてもおらず、なんならSE職の引継ぎ作業中でもあり、ほとんど営業職には移行できていないのが実情だったりします。

部署異動することになった経緯やそれに関しての思いなどは

以下の記事でもまとめています。

エンジニアから営業への転身 転職ではなく社内異動を選んだ理由はい。ぽんずです。 このたび、入社以来4年間従事していたSE職(開発)から営業職へ ジョブチェンジすることになりました。 ...

しかし、せっかく異動するのだから、営業職になることを前向きにとらえようと背伸びして偉そうに書いていたなーとも振り返って思いました。

ということで、正直な話として、SE職が嫌になった面も書いてみようと思います。

SE=残業満載 想像していた通りの残業常態化状態の職場環境

私は大学では文系専攻で、「SE」という職業も「プログラマ」との違いも就職活動を始めるまでは、ほとんど理解していませんでした。

しかし、そんな私でもSEに対して、漠然としたイメージが一つありました。

それは「残業が多い」こと。

配属先で天国と地獄 自分でコントロールできない配属先

炎上プロジェクトやデスマーチ、徹夜も当然 のようなイメージを持ったまま、なんだかんだでSE職として、就職することになりました。

結果として、恐れていた最悪の状況というほとではなかったにしろ、残業自体は常態化しているような環境の職場でした。

ただ、同期の部署は基本的には定時帰りと聞いていたので、同じ会社でも当たり外れのようなものがありました。自分で配属先が選べるわけでもないので、まさしくクジのようなものでした。

始めて3年目はそんなものかと、言い聞かせてやり過ごしていたこともありましたが、異動もなく4年目を迎えたとき、ふと「これはおかしいな」と冷静に思ったのでした。

先輩をみていると将来楽になるとも思えなかった

職場の先輩を見ていても、たいてい残業がつらいと嘆く私よりも遅い退勤時間が当たり前だったりします。それはイコール、この先同じ自分が環境にいても早く帰りやすい状態にはなりにくいということでもあると気づきました。

そんなことに改めて気づいたことで、新しい環境に変わりたくなった、言い方を変えれば逃げ出したくなったというのが正直なところです。

 新しい仕事に接する機会が少ない その原因は余裕のなさ

一つの仕事を4年以上いると、自分の仕事のマイナス面を強く意識してしまうようになりました。そして、それを環境のせいにしてしまっていることにも気づきました。

残業し続けると余裕がなくなる チャレンジするやる気がなくなっちゃう

仕事のマイナス面というのは、新しい仕事、新しい技術に接する機会が少ないことです。そして、新しい仕事に挑戦することが出来ないのは、日常の業務に忙殺されているからだと思ってます。

毎日、残業して仕事に取り組んでいる状態で、いつ新しい仕事に時間を割けばいいのか。家に帰って、家族が寝静まった後にもくもくとしたところで、翌日の業務に支障が出てしまいます。

余裕がないからと人のせいにしちゃう自分

そして、一番ダメだと感じたのが、自分が環境のせいにしてしまっていることです。それを気づかせてくれたのは、新入社員でした。

1年目の新入社員は時間の使い方も上手で、基本的には定時に帰っていました。そして、その状況を見て、上司は「もう少し残業させてはどうだ?」という。これはまた、おかしな話だなと。

どちらかというと上司の考え方に近づきつつあった自分ですが、同じ部署にいても上手に仕事を進めている後輩を見て、気づかされました。環境が悪いのではなく、自分でコントロールする努力が足りなかったのだと。

余裕がないなら、余裕を作りやすい環境に異動するのもありじゃないかと。そう思ったことが全く新しい営業職への異動を後押ししました。

今の環境が嫌、将来が明るくない それなら行動を起こすしかない

さんざん不満を書き連ねましたが、結局その不満を表に出すことなく、言い訳しながら3,4年と同じ状態を維持してきたのも自分だったりします。

とりあえず今の環境から変わりたいという思いのもと、今の仕事とは違う仕事がしたい旨を上司に相談したところ、今回の営業異動の話につながりました。向き不向きなど不安はありますが、結果として新しいことがしたいという希望は叶うことになりました。

営業の仕事もやってみて嫌になる可能性もありますが、今まで通り不満をため込みながらだましだまし開発の仕事を続けるよりも、いくらか前向きになれる気がします。

営業職に本格参入した際には、営業職のいいところ、わるいところも記事にしていけたらなと思ってます。